地球温暖化の原因
地球温暖化の主な原因は、二酸化炭素(CO2)だと多くの研究者や研究機関がこれまでも予測していました。
地球は、これまでも自然に温度変化を繰り返していることから、人為的な二酸化炭素の排出が原因なのか、あるいは地球の歴史的変動かの判断が難しいとされていました。
しかし、IPCC(気候変動に関する政府間パネル)は地球温暖化の現状と将来の予測についての報告書の中で、温暖化の原因は人為的に排出された二酸化炭素などによる可能性が高いと結論付けています。
また、同報告書によると、2005年までの過去100年間で世界の平均気温は0.74度上昇しているとしています。過去に、急激に温暖化が進んだとされる氷河期から間氷期の間でも、上昇した気温は100年で、0.08度ですから、この100年の気温上昇が急激だということがお分かりだと思います。
この急激な気温上昇と人類が化石燃料をエネルギーとして使い始めた時期(産業革命以降)が一致していることから、地球温暖化と二酸化炭素の排出量の増加とは因果関係ありとの考えが妥当といえます。さらに、このまま化石燃料をエネルギーとして使い続けると、今世紀末には、世界の平均気温が1990年に比べて6.4度上昇するとしていて、予測を超えるペースで確実に温暖化が進んでいるとIPCCは警告しています。

(出典) EDMC/エネルギー・経済統計要覧2006年版
-温室効果ガス-
地球温暖化の原因となる温室効果ガスとして真っ先に挙げられるのが、二酸化炭素(CO2)ですが、他にも、メタン(CH4)・フロン(CFC)・一酸化二窒素(N2O)が挙げられます。
【二酸化炭素(CO2)】
2004年に日本が排出した二酸化炭素の総排出量は、12億8600万トンにものぼります。
一人あたりでは10.07トン。
1990年と比べ、総排出量で17.9%、一人あたりの排出量で8.7%の増加となっています。 京都議定書で日本は6%削減させる約束ではありますが、削減どころか増加しています。
産業部門・運輸部門・その他部門からの排出も1990年と比べて37.9%増加、家庭部門も31.6%増加しているのが現状です。
【メタン(CH4)】
メタンは二酸化炭素に次いで地球温暖化に及ぼす影響が大きいとされています。、
水田や沼などの酸素の供給が十分でない環境で発生したり、家畜からの排出、天然ガスの生産など発生源は多くあります。
【フロン類(クロロフルオロカーボン類(CFC))】
クロロフルオロカーボン類(CFC)は、人工的に作られた物質で、温室効果ガスであるとともに、オゾン層破壊物質でもあります。「モントリオール議定書」に基づき、国際的に規制されてから減少傾向にあります。しかし、クロロフルオロカーボン類(CFC)から切り替えられた、HFC・PFC・SF6等(カーエアコンなど冷媒等に利用)の排出量増加が心配されています。
【一酸化二窒素(N2O)】
二酸化炭素同様、一酸化二窒素も産業革命以後増加しています。
海洋や土壌、窒素肥料の使用や工業などの人間の活動により放出されます。

