地球温暖化のメカニズム
地球は太陽からのふく射熱を受け加熱されていると同時に、宇宙に向かって熱を放射もしています。地球が適度な気温を保ち安定しているのは、太陽と地表との間に水蒸気や二酸化炭素、メタンなどの温室効果ガスがあるからです。
もし、大気中に温室効果ガスがなければ、地球の気温はぐっと下がることになります。なぜならば、太陽からの熱により地表は温められ大気中の水蒸気や二酸化炭素、メタンなどの温室効果ガスが熱が逃げるのを防いでいるからです。このため、地表の気温は適度に保たれているわけです。
近年、問題とされている温暖化は、大気中に大量排出された二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素さらにはフロン類などの温室効果ガスの濃度が急激に高まることによって熱の吸収が増えた結果、気温が上昇していることにあります。
詳しくは、地表から放射される赤外線の波長領域(9~17マイクロメーター)の大気は熱の透過性が高く放射されやすいのですが、二酸化炭素などのガスはこの波長の赤外線を吸収し地表面に反射させます。反対に太陽からの短波の放射エネルギーはこれに阻まれることはありません。このために、本来宇宙空間に放射される熱が透過性が低下することにより熱がこもり温暖化という現象がおこるのです。
(参考資料:地球の報復 著者ルイーズ・B・ヤング)

