IPCC (気候変動に関する政府間パネル)
IPCC (Intergovernmental Panel on Climate Change:気候変動に関する政府間パネル)
1988年に、国連環境計画(UNEP)と世界気象機関(WMO)が共催する国際機関のことです。世界各国の科学者や政府関係者が気候変動の原因や影響などについて科学的な知見を発表しています。
2007年のIPCC四次報告書によると、2005年までの過去100年間で世界の平均気温は0.74度上昇しており、このまま化石燃料に依存し続けると、今世紀末には、世界の平均気温が1990年に比べて6.4度上昇するとしています。
温暖化の原因は人為的に排出された二酸化炭素などによる温室効果ガスの可能性が高いと指摘し、予測を超えるペースで確実に温暖化が進んでいると警告しています。