メタンハイドレート
次世代資源とも言われている『メタンハイドレート』
この『メタンハイドレート』とは、天然ガスの主成分であるメタンが水分子と化合した氷状の固体物質のことで、『燃える氷』ともよばれています。
メタンハイドレートは低温かつ高圧下の環境のもとでしか存在しえないため、永久凍土の下の部分や深海にしかその存在を認めることはできません。日本周辺海域にもメタンハイドレートは存在していて、日本が使う天然ガスの100年分が埋蔵されているという試算もあるようです。
メタンは石油や天然ガスに比べ二酸化炭素の排出は少ないとされていますが、その開発にはリスクがともないます。それは、メタンは二酸化炭素よりも温室効果が高い気体であるため、メタンハイドレート層を崩壊させるという事態になると、それまで閉じ込められていたメタンが放出され更なる温暖化をまねく危険があるからです。
日本とアメリカは日本近海とアラスカ周辺での産出試験を共同で行い商業化を目指していますが、メタンハイドレートを実際にエネルギーとして利用するためには、技術面、生産コストなど難しい問題をクリアする必要があるようです。
2008.7.7

