ハイブリッドカーとは・・?
ハイブリッドカー(HYBRID)
従来のガソリンエンジンなどに電気モーターを加えた自動車のことをいいます。
市販車として初めてハイブリッドカーを発売したのがトヨタ自動車。
車名は有名なプリウスです(1997年、発売)。
その後、ホンダもハイブリッドカーインサイトを発売(1999年)し、各メーカーハイブリッドカーの研究開発をすすめ、次々に発売しています。
ガソリンエンジンと電気モーターで動くハイブリッドカーは、エネルギー供給に特別な設備は必要ありません。これまで通りガソリンを給油する方法が取れるため、ガソリンスタンドで事が済みますし、新たにエネルギー補給設備の建設が必要がありません。このことが普及している理由といえましょう。さらに、電気モーターの技術も環境性能が取り込まれており、今後はハイブリッドがあたりまえになるかもしれません。
電気自動車(EV)
2010年12月に日産自動車が電気自動車(EV)LEAF(リーフ)の販売を開始しました。
電気自動車は文字通りバッテリーと電気モーターを使い走行する自動車のことで、走行中はCO2などの排気ガスは出ません。自動車の燃料となる電気は家庭用コンセントから充電が可能で、家庭用以外では全国の販売店(充電スタンド)で充電することができるようです。
電気自動車は、これまでにも三菱自動車が軽自動車(i-MiEV)を先行して販売しています。他のメーカーでもレンタル用や実験車両があるようですし、ホンダでは燃料電池電気自動車を法人向けにリース販売しています。
近い将来、ガソリンや軽油などの化石燃料だけを使う自動車は減ってくるかもしれませんね。
ただ、自動車の移動に化石燃料を使わず排気ガスを出さないとしても、電気は自然に湧いてくるものではなく発電しているものですから大切に使いたいものですね。
EV : Electric vehicle(バッテリーのエネルギーによって電気モーターで動く自動車)
次世代自動車の税制度
◇自動車重量税
【新車】購入時の初回車検分 (乗用車:3年間分)
※平成21年4月1日~平成24年4月30日までに新規検査を受ける場合
【既販車】措置期間中の初回継続車検分(乗用車:2年間分)
※平成21年4月1日~平成24年4月30日までに継続検査等を受ける場合
◇自動車取得税
※平成21年4月1日~平成24年3月31日までに新車の取得が行われる場合
<適用期限>
3年間の時限措置
対象となる次世代自動車
電気自動車(燃料電池自動車含)、プラグイン・ハイブリッド自動車、クリーンディーゼル自動車、ハイブリッド自動車・天然ガス自動車(一定の性能要件を満たすもの))は免税です。
(次世代自動車の税制度:経済産業省websiteより)
Eco Car 2009年の動き
アメリカのデトロイトで北米自動車ショーが開催されています。
ここでは各国、各メーカーが挙ってハイブリッドや電気自動車といったECOカーを紹介しているようです。
ハイブリッドなどでは先を行く日本メーカーですが、トヨタ自動車は3代目となる新型プリウスを発表、ホンダも新たに開発したハイブリッド車の新型インサイトを出展。
金融危機を発端とする世界同時不況の中、各メーカーは、一般ユーザーが求める経済的で環境負荷の少ない自動車の開発や販売に躍起になっている様子です。